引っ越しのと転居手続き

しばらく日記をお休みしていました。

その間のことを、後付けで記録しておこうと思います。

6月10日は土曜日でしたが、ネットから住所変更や転居届が可能なものは、なるべく忘れないうちに申請しました。

まずネット申請できたものは、郵便局、電力会社、水道（長野県電子申請というサイトがありました）。それから寺田倉庫のミニクラを解約（静岡県美で制作したワークショップ作品計10箱分）して、新居の押し入れに入れることで、毎月支払い分を節約することにしました。インターネット回線を契約しているプロバイダの住所変更と、新居での開通工事の申請（NTTは常習的に混み合っていて、すぐには工事ができない可能性があるということでした）

これらの手続きを引越し作業の休憩に行い、一つ一つ間違いがないように管理することは結構大変だと思いました。引越し業社によっては、このような手間を代行するサービスもあるようでしたが、今回は使いませんでした。

引越し作業はどのように進めたかというと、8日の不動産屋での解約手続きの後、帰宅後から開始しました。何しろ同じ２階の階段の踊り場を挟んだ向かい側のお隣の物件なので、まずは自作の大作用のキャスター付きの台車と大きな段ボールを使って、細かいものは積めれるだけ積んで移動を開始。踊り場と玄関扉、さらに部屋入り口にも微妙な段差が合計３ヶ所あり、それが一番のネックでしたが、一人でコツコツ何往復もして家財道具と作品、イーゼル２台、組み立て式ベッド、そして大量の本や書類を、１週間かけて移動しました。

同じ大家さんで、融通を気かせて頂いたことに心から感謝です。

大作の数々は、どれも自分で運べるものですが、残念ながら新居の玄関口と部屋入り口がちょうど90度の角度で屈折していることと、扉の厚さや開ききらないことが理由で、長さ194cm、高さ162cmのF130号までの作品までしか玄関口から入れられないという問題がありました。私がもっているキャンバスの最大サイズは、「緑の神話」F200号（259.0×194.0cm）はすでに解体して画布を巻いて保管しているので問題なく運べたのですが、（M150号（227x144.5cm）２点、F150号(227x182cm）１点はどうしても１階に一度降ろして、ベランダから上げて入れるしか方法がありませんでした。

以前相模原市に住んでいた時には、この同じ作品を4階の外階段から作品にロープを取り付けて、上げたり下げたりを一人で何度もしていました。でも側からは危険に見える行為なので、あまり積極的に自慢げに話すことはしてはいけないことだと思います。今回はそれからもう20年近く経っている事なので、大人の方法で運ぶことにしました。

大作３点と銅版画プレス機、冷蔵庫、洗濯機この６点のみを引越し業者さんに運んでもらうことを考えたのでした。