作品「めくるめく」ーお祝いの熨斗
先日ご注文のあった作品「 めくるめく 」は、ご結婚のお祝いとしてプレゼントされるということでしたので、 作品箱を 画像のような熨斗で包めることにしました。 熨斗は、今便利なことにインターネットを検索すると フリー素材として無料でダウンロード できるようになっています。熨斗にもいろいろな様式があって、それぞれ意味があるそうです。 「花結び」「結切り」「淡路結び」「赤棒」とではそれぞれ意味が違うそうです。画像は、「硬く結ばれ簡単には解けない結切り」で「紅白結切り」の10本結び。結婚祝いとして使われるということで選びました。画像では、表書きに「御祝」だけ入力していますが、実際は送り主様のお名前が結び目の下に続きます。PCの通常の明朝体のフォントでは少し味気ないと思ったので、「FOT-筑紫Aオールド明朝 Pr6N」を使っています。 この画像をPhotoshopで作成して、A3よりも少し長めの用紙(610x297mm)に印字しました。紙は、機械漉きの鳥の子和紙です。普通紙の設定でカラープリントしてみたところ、なかなかの出来栄えでした。 これまでにもいろいろな贈り物として作品をご購入して頂く例がありましたが、熨斗を自分でプリントアウトしてお付けしたのは、今回が初めてでした。数年前に新築のお祝いで熨斗をお付けしたことがあったのですが、その時は額縁屋さんに無料で分けてもらいました。その時の紙質は模造紙でしたから、今回の方が少しクオリティが良くなっています。 お祝いとして作品をご注文してくださることは、私にとっても作品にとってもとても嬉しいご依頼です。幸せのお裾分けをいただいているような気持ちで、額装、梱包作業を進めています。