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自己のあり方を見つめ直す
今朝目覚めた時に、自己のあり方を見つめ直し、また新たな気づきがあったので、忘れないうちに書いておくことにします。
私のマインドの中に、「ギリギリの生活にこそ、制作のモチベーションが高まり、自分でも想定外の力を発揮したり、奇跡的なことが起きやすい。だからギリギリの経済事情で制作する」という設定があるようです。
例えて言うならば、「火事場の馬鹿力」で自分の潜在能力を引き出そうという考え方です。これをこの数年、すっかり忘れていて「なぜ私の生活は、常にギリギリの状態なのになぜか結局うまくいくのはなぜなんだろう?」とすっかり見当違いの問いをし続けていました。これは大きな勘違いでした。
アーティストが、長く継続的に安定的に、その人らしい作品を制作することは、大変険しい道のりだ、と私はアーティストとして活動を開始した当初から思い込んでいました。そこで、「その夢を実現するには、何かを犠牲にしなければならないのではないか?」と考えたのでした。犠牲と言っても、健康を損ねたり、大きな事件に巻き込まれるのも回避したい。家族を含め、周りの人たちもなるべく大切にして行きたい。そう考えると一番自分が耐えられそうなのが、「経済的に恵まれなくても良いから、ギリギリ制作を続けられるようにしたい」というマインドだったのです。
これはかなり深いところまで浸透しているので、すっかり気づかず、自分の考え方の癖のようになっていて、その通りの現実になっていたのでした。
「それがなぜ今になって問題なんだろう?」と今朝やっと私は気づいたのです。
そこで、別の筋書きで、豊かな生活の中でも、潜在能力を発揮させて制作が継続できるマインドとは、どういうものだろうか?と考えてみました。
つまり何か別の犠牲を考えてみてはどうか?とも最初考えてみたのです。それはしかしあり得ません。これは私の長年の性格で、ギリギリの生活が一番居心地が良い判断だったので、それを変更することがなかなかできそうにありません。
ところがもう少し考えを深めていくと、また別の気づきがありました。「それは変える必要がない。私はそういう考え方をする性格なのだ、これは私がそう決めてうまくいっていることなのだ。」と気づくだけで良かったのです。どういうことかわかるでしょうか?
ポイントは、最後の「うまくいっていることなのだ。」と自覚することだったのです。だから上手くいくのです。ところが迷いが生じ始めると、このような文句を潜在意識に送り込むことになります。「どうして私はいつもギリギリの生活になってしまうの?もうそろそろギリギリはやめにしたい」そんな感じです。そうなると潜在意識はこう受け止めます「はいわかりました。ギリギリの生活にします。」潜在意識は、「やめに」という否定や「どうして?」という問いの部分は理解できないのです。そこを飛ばして読み込むので、「私はいつもギリギリ、ギリギリにしたい」と受け止めてしまう。これが問題だったのです。
「私らしい欠点を素直に肯定して、それでも、上手く行く」というマインドにセッティングするだけで良いのです。「私は、ギリギリの生活の中でこそ、潜在能力を発揮できる性質です。このような能力を引き出させてくれてありがたい。これまでもそれで十分上手く行っていました。これからは、さらに私にはとても想像できないほどの、多くの人に役立つ潜在能力を発揮します。」そう考えることを口癖のようにする。そう決心したのでした。
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