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私のドローイング・スケッチブック:スタイルを固定しないことと変化しない私のテイスト
今日の午前中、私は、長野県議会議員選挙の期日前投票のため、軽井沢町中央公民館に出かけました。天気が良かったけれど、風は冷たい。それにもかかわらず道端には、さまざまな小さな花が咲き始めていました。毎年この時期に福寿草が見れる場所に立ち寄ってみましたが、福寿草の代わりに土筆(つくし)を見つけて驚きました。都会に私が住んでいた時には、土筆を見たことがなかったから。
その後、軽井沢町の図書館ににも立ち寄って、2冊の本を借りました。ジャン・フランコ・ヴェネ著『ファシズム体制下のイタリア人の暮らし』とルイジ・バルジーニ著『ヨーロッパ人』。
2019年に銅版画技術を学びにイタリアのフィレンツに約80日滞在しましたことがあるのですが、その時に、イタリア社会についてあまりに知らなかったことを反省しました。それからはなるべくイタリアについて関心を持つように心がけているのです。イタリアの歴史的な遺産、ことに美術について素晴らしいとことはわかるけれど、私は現代の人々の素顔をあまりにも知らなすぎる。
帰宅後は、久しぶりに私は2年前にドローイングして未完成の鉛筆画に、また加筆し始めました。
私のドローイング用のスケッチブックは、もう何冊にもなります。最近それらをじっくり観察しながら、自分が何を考えながらこれまで絵画制作をして来たかを振り返り、今後の制作の方向性を考察するようにしています。
その中には、未完成のものも多いし、売れてしまって、情報の書かれた付箋だけが残されているページもあリます。これまで私は、自分の作品を一つのスタイルに固定しないように努力っして来ました。しかし、その変化や可能性の基盤には、変化しない私らしいテイストがどの作品にも込められていなければならないとも考える。そのテイストとは、ハッチング、線描、3D効果、オールオーバー、有機的な抽象性など。これらを失わないようにしながら、ファインアートに止まらない、大衆的にも普及しやすい版画のアイデアを考えようと努力しているところです。
本日もYouTube 動画を無事配信することができました。ご視聴、よろしくお願い致します。
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