ベテラン営業マンさんの見積もり

 6月12日は、ようやく平日の月曜日。朝5時には起きて、１時間作業したら30分休むというペースで、かなり軽快に引越し作業は進みました。

お昼過ぎに３つ目の引越し業社さんが、わざわざ見積もりのために訪ねて来ました。実際の状況を見てから判断したいというのです。担当の営業マンさんは、ベテランのとても誠実そうな人でした。一眼で、「この人なら大丈夫」と誰もがそう感じるような人。やはりこういう人がいるから会社が成り立つんだなと感じました。

引越し業界は、大変と思います。たくさんの会社が競合しているので、いかにして良い仕事を能率よく取るか、という手腕が問われると思います。人材、トラック、場所、時間と、スケジュールを考えながらどこにどういう仕事を組み入れるかを考えつつ、現地に足を運んでお客様のニーズに応えるよう、日々勤めていらっしゃるんだと思います。

私の持っている大作を見せて、絶対専門外です。絶対無理です。という業者さんもいるんですが、「こういう仕事は経験になるし、面白いから一度してみたいなという人に運んでもらいたいんです。」とお話しすると、「是非うちにやらせて下さい。」と仰って下さったのでした。そしてなかなか心憎いというか「先に見積りを言って来た業者よりも安くしますが、２つだけ条件があります。キャンセルする時に、うちの名前は出さないでください。もう一つは、キャンセル理由を、安い業社が見つかったからと言わないで下さい。さらに安値を言われて競合させることをされると業界全体が大変困るんです。」ということでした。しっかりしていらっしゃるな、と思いました。

そして目の前でキャンセルの電話を入れて、私自身も金額的にもとても納得してお願いすることが出来ました。対面で仕事をする重要性を学びました。この経験は、必ず私自身にも良い経験になる、と感じ入ったのでした。

学ばせて頂き、本当にありがたい1日になりました。

今回のお風呂場は、外が板張り。これまでの板張り内装のお風呂に少し心残りがあります。