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川田祐子の大作展示ー仮想空間個展開催中
このところ、私にしては珍しく活発な動きがあって、少し落ち着かない日々が続いています。このことについては、また追って日記に書いていくと思います。
落ち着かない日々ではあるものの、一方で「こうしたら良いな」ということが頻繁に思いつくので、そういうひらめきはなるべく忘れないうちに必ずその日のうちに行うようにしています。
今朝は、「そうだ、仮想空間で大作展をまたしてみよう。」と思いつきました。
以前ちょうど二年前の2021年6月にも、3D galleristという日本の仮想空間展示サービスで、初めて仮想空間個展を開催したことがあったのですが、その時は作品サイズが正しいスケールで表示されないというサービス機能自体の不具合というか限界があり、正しいスケール感で展示ができていなかったのです。しかし、昨年から使いはじめているKUNSTMATRIXというドイツの仮想空間展示サービスでは、違和感なく大作が、現物と変わりないスケールで表示されるので、早速ネット上の3D空間に作品画像をアップロードして作り上げました。
2003年からの大作を中心に、29点の画像をセレクトしました。それ以外にも大作はまだいくつもあるので、とり徐々に改善したり作品数も増やしていくかもしれませんが、とりあえず今日から公開することにしました。
川田祐子の大作展示室。
公共施設、美術館、個人所蔵作品をはじめ、現在販売中作品、合計29点を展示しています。
期間:2023年6月8日〜ご支援により随時延長
企画・作成:川田 祐子
提供:KUNSTMATRIX
ID:11910461
https://artspaces.kunstmatrix.com/node/11910461
横須賀美術館個展『川田祐子展一千年の翠』出品作品などの展示風景
個人で大作を購入して下さる例もあり、中には、美術館に寄託や寄贈をして応援して下さる方々もいらっしゃいます。そのような本当に素晴らしい人々に恵まれて、このような活動がずっと維持されています。心から感謝の気持ちで企画しました。作業をしながら、この軽井沢時代では、あまり大きな作品が制作できていないことを実感しました。「大作制作」は今年後半に向かっての大きな課題です。今その実現に向かって大きな舵取りをしているところです。
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